無料がネットショップが出せるWebサービス『BASE』にiPhoneアプリ登場
『誰でも簡単にECサイトを』っていうコンセプトが素晴らしいWebサービス。
ネットショップ開設わずか30秒、完全無料で提供する『BASE』は、個人も気軽に利用できるネットショップサービス。オークションサイトとは違い、自分のサイトを持てて自分なりにページをカスタムできるのが面白い。
今まではブラウザからのWebサービスを利用してきたが、今回、iPhoneユーザには嬉しいiOSアプリがリリースされました。
• 売りたい商品とiPhoneさえあれば、誰でもECサイトを開設できる
• サイト利用料や販売手数料などはなし
普通にショッピング機能、決済機能を実装したWebアプリを作るとしたら、かなりの苦労とコストがかかります。大手ショッピングサイトへの出品も、個人だと利用料のハードルがあります。これが無料だなんて、すごい。。知らなきゃ損だよ。
また今回は、買い物する側にとっては嬉しいおすすめショップの紹介があります。
ECサイトを作成したいユーザーだけでなく、BASEのショップで買い物したいユーザーに取っても使えるアプリになりそうです。
では早速、ダウンロードして使ってみたので、簡単にご紹介します。
AppStoreからBASEで検索してダウンロードします。
ストアでもリコメンドされている注目アプリです!
BASEアプリをiPhoneにダウンロード後のインストラクション
画面の説明を読みながら、スワイプしていきます。
この画面にきたら、アカウントを持っていない人は新規登録します。
具体的にはショップ名やサイトURL、アドレスなどの情報を登録します。
今回、すでにWebサービスを利用しているので、既存アカウントでログイン。
買い手向けのショップ紹介のページです。
ブラウザ版では、ストアの紹介は大々的にはされてなかったが、iPhoneアプリ版では、カテゴリ別におすすめショップが紹介されています。
カテゴリは左右にスワイプして、ショップは縦にスクロールするといった具合で、直感的に操作できます。縦スクロールのときは、全画面表示になるので、無駄なく見れるようにUI設計されていていい感じです。
画面右上のお店マークをタッチすると、売り手側のページから、買い手側のページがワンタッチで切り替わるようになっています。
売り手側(ショップ)のページの、サイドナビです。
Facebookと同じ要領で、右にスワイプすると表示されます。
商品管理から商品の出品、デザイン編集からはサイトのデザイン変更、データの管理からは売上数やPV数、お金管理からは売り上げ金額や口座情報、ショップ設定からはショップの公開状況や紹介文など、一元管理できるように集約されています。
商品の出品は、他のアプリと同様の操作でできちゃいます。
サイトのデザインテンプレートも、いくつかある中から自分の好きなデザインを選べます。
今回は、このiPhoneアプリを使ってみた感想としては、やはり一番にiPhoneだけで完結できるのは素晴らしい。もちろん前までもスマホだけでやることはできたが、なんせその操作感が断然違う。毎日使うサービスになるためには、ちょっとした不便さがネックになるので、ユーザビリティ向上は嬉しい限りです。
次に、買い手側の導線が増えたこと。今まではSNS経由や、自前のサイトやブログ経由での導線ぐらいしか、BASEのショップに出会うことがなかった。これで、今までBASEを知らない人もAppStoreでアプリを知って、買い手になる人が増えそうだ。
そうなると、大事になってくるのは、アプリ冒頭の紹介ページに表示されるショップ。BASEの顔になるだけに、どうやって高感度なストーリー性のあるショップをチョイスし、ユーザーの心をつかむか。値段的には安くはないショップが多いだけに、そこをどう訴えていくのかが大切だろう。個人的には、Amazon的なOne to Oneなリコメンド機能がより強化されていくような気がしている。
使ってみて改善して欲しい点はいくつかあったが、AppStoreのレビューからすぐにエンドユーザーの声をバージョンアップにつなげれられるのも、アプリ版リリースの大きなメリットだろう。
BASEアプリ、ECサイトをやってみたい方だけでなく、手の凝ったアイテムやオンリーワンなアイテムを探されている方にもおすすめできるアプリです。